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「波のした、土のうえ」上映会雑感 [研究・著作など]


5月14日(土)、横浜キャンパスにて首記の上映会(東日本大震災被災地支援室・人文学会共催)があり、中の人M1981がこの作品を見てきました。

これは、製作者である小森はるかさん(映像担当)と瀬尾夏美さん(物語脚本)の両名が東日本大震災後に陸前高田(岩手県)に訪れて、そこで出会った人々の言葉と風景を記録し、地元民による朗読によってここに町があったことを思い起こさせるように構成したものです。

前半はそれぞれの出演者による30分弱の作品を3本上映しました。
最初上記のコンセプトを把握していなかったので、なぜ最初に出演者の名前を出さないのかと思いましたが、朗読として進めて行く関係であえて出さなかった製作者の意図を聞いて納得しました。

後半は上記製作者2名とボランティア活動を積極的にやる学生及びボランティア駅伝を受け入れている現地のコーディネーターを合わせた4名でのトークセッションが開かれました。
その中で映像作品を流した後の様々な感想や質問が出た際には上記出演者らの意見・回答も交えてより充実したのではと思います。

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実は上映会からトークセッションに移る休憩中に兼子学長が訪れて、上記トークセッションで出た方に恐らく神大グッズか何かが入っていたであろう神大の紙袋が手渡されました。
今年度から就任した新しい学長を生で見たのは初めてです。
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写真:上映会前に映像作品の説明をする製作者両名(左は小森さん、右は瀬尾さん、ご本人掲載許可済み)

by M1981

本の架け橋プロジェクト寄贈数1万冊 [研究・著作など]

出典:朝日新聞4月28日付朝刊・第2神奈川版

2009年から始まった、神大(主に人間科学部)とブックオフによる産学連携事業「本の架け橋プロジェクト」ですが、今年3月にインドネシアの大学に寄贈した際に累計1万冊を超えたことが分かりました。

海外で日本語を学ぶ学生らに日本語の本を送りたいと考えていた神大と中古本を有効活用して社会貢献したいブックオフとの考えが一致したことにより始まったこのプロジェクト、ブックオフが無償で提供し、神大を通じてアジアや南米を中心とした47カ国の大学日本語学科や小学校・幼稚園などに届けられています。
(マンガ・絵本~一般書まで範囲は広い)

今回ブックオフの倉庫から1,500~2,000冊の本を選び・配送作業を手伝った女子学生は、「少女マンガなどを読んで、同じようにときめいてくれれば」と話していました。

送り先からは感謝の便りやイラストが届き、さらには「日本語のものは高価で買えないのでありがたい」や「専用の図書室を開設するので送って」といった意見・要望もありました(中国や台湾の大学より)。

なお、プロジェクトは引き続き継続されるとのことです。

by M1981

学生意識調査で浮かび上がった金銭的事情 [研究・著作など]

出典:朝日新聞朝刊、第二神奈川版10月8日付

夏の期間中(7~8月)に神大で行った学費や奨学金に関する意識調査において、金銭的事情による問題点が明るみになりました。

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【調査対象】
全国の大学生(269名)、高校生(221名)、親(500名)、他既卒生も
インターネットで実施

【問いと回答】
「将来的に大学中退を選択することもあり得る」(大学生)
 非常にあてはまる…6.3%、ややあてはまる…15.2%、あまりあてはまらない…31.6%、全くあてはまらない…46.8%
「学費や生活費を稼ぐためのアルバイトで学業がおろそかになった」
 非常にあてはまる…16.7%、ややあてはまる…41.3%、あまりあてはまらない…28.6%、全くあてはまらない…13.4%
「大学進学を断念すべき」(高校生)
 非常にあてはまる…13.6%、ややあてはまる…24.9%、あまりあてはまらない…32.6%、全くあてはまらない…29.0%
「子供の大学進学または大学関連の費用が家計を圧迫している」(親)…78%
「家計を心配して大学進学をあきらめてほしくない」(親)…83.8%

これらの結果から、金銭の問題が大学生の学びを圧迫しているが、負担は大きくても何とかして進学させたい親心も覗えました。

また、奨学金制度については調査した約500名の内の7割が「関心がある」と回答したが、貸与型奨学金の場合は約8割が卒業後の返済に不安を感じており、7割超が給付型(将来返済が不要)の利用拡大を望んでいた結果となりました。


この結果を踏まえて広報部の方は、「金銭的問題で中退する学生も多く、貸与型奨学金は学生の負担が大きいので給付型の拡充が求められる」(一部編集)とコメントしました。

by M1981
タグ:奨学金 中退
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KU Fab Studio訪問記 [研究・著作など]

今年10月に湘南ひらつかキャンパス1号館にKU Fab Studioという、経営学部運営のものづくり工房が開設されました。

ここでは3Dプリンタによる立体模型の製作や、レーザーカッターによる画像の彫り込み加工ができます。

そんな工房は11月頃から月に2回、土曜日に一般開放しており、M1981は22日土曜にSHCに行って訪問しました。

開放時間帯は経営学部学生がスタッフになって、その方立会いのもと、設備や素材の解説を聞いたり作品を手に取ったりして体験することができました。

実は既に平塚祭にて革製品の特製キーホルダーを購入した事もあり、今回は素材をアクリル板に変えて、ネタとして思いついた神奈中のマスコットキャラクター「かなみん」を作っていただきました。

今回は体験できなかった3Dプリンターを用いてオリジナル作品ができたらなと思います。


上写真:アクリル板にレーザーカッターで加工して作った神奈中バスマスコット「かなみん」

by M1981

SHCで囲碁の講義導入 [研究・著作など]

参考:朝日新聞4月17日朝刊・第2神奈川面

湘南ひらつかキャンパス(以下SHC)では今年度から、プロ棋士を講師に招いた囲碁の講義が導入されました。
共通科目として1年次を対象に、半期15回で対局できるまでの能力を身に付けます(2単位)。
易しい6路盤から通常の19路盤まで打てるのを目標とし(終盤で地域住民との対局も計画中)、学生の判断力や論理的思考・集中力などを高める事を目的としています。

11日(金)の初回は愛好家でもある鈴木喜明・平塚副市長も訪れ、特別講師として魅力を語っていました。
氏曰く、「囲碁は名だたる戦国武将らも愛好し、決断力や創造力を培う。若い柔らかい皆さんの脳で是非囲碁を楽しみ、地域とも交流して欲しい。」と語っておりました。

平塚市は囲碁のまちでもありますが、講義で導入されるとは意外でした。
(因みにSHCに囲碁サークルがあるかはわかりません。)

※このお知らせは神大公式サイトのプレスリリースにもありました。

http://www.kanagawa-u.ac.jp/pressrelease/details_11018.html

by M1981


2014/4/21 うおり追記
神奈川新聞2014/4/17版(湘南面)でも紹介記事があります。
http://www.kanaloco.jp/article/69818/cms_id/75847
(Webに記者さんの名前はありませんが、担当された記者さんも神大卒でした)

有名人の歴史調査で神大が登場 [研究・著作など]

本日夜10時よりTBS系で放送した「100秒博士アカデミー」の中で、有名人の家計をたどる過程において神大が登場していました。

タレントの友近氏の先祖を調べる際、その家系図が現在神大(横浜の常民文化研究所)に保管されているとの情報があり、その資料をたどる所で出てきていました。
(家系図を流した部分では提供表記もあり)

因みに、友近氏の先祖には藤原鎌足がいるという事がこの調査で判明しました。

※これはたまたま見ていた家族から聞いた話なので、断片的な投稿になったこと、ご了承願います。

by M1981

人文学会60周年イベント [研究・著作など]


昨日六角橋商店街のドッキリヤミ市に訪問して見つけたものです。

10月19日の土曜日に、人文学会60周年記念として横浜キャンパスでイベントを行うことがわかりました。

題目:「かたち」で伝える
日程:2013年10月19日(土)
時間:13:00~16:20
場所:横浜キャンパス 16号館セレストホール
詳細:
2部構成で行われます。
・第1部
 『”動き”で作る”かたち”「手話ダンスライブ」』
 手話を中心にパフォーマンスするグループ「HANDSIGN」によるショー。
 (参考:2011年度上半期のJR東日本トレインチャンネルで番組を放映していました)
・第2部
 『”描写”で作る”かたち”「対談」』
 イラストや漫画で”かたちを作る”人・見たり読んだりして”かたちを受け取る”人・そして別の手段で”かたちを作る”人の3名による対談。
 出演(敬称略)
  わたせせいぞう:外国語学部特任教授・イラストレーター
  ジェームズウェルカー:外国語学部准教授
  SHINGO:先述のHANDSIGNメンバーで神大卒業生

入場無料、事前予約可能(メールまたは電話で対応)です。
※当日は混雑が予想されます。

問い合わせ先
電話:045-481-5661(代表)
メール:zinbun.ku.student.222[アット]gmail.com …[アット]を半角のアットマークに変えて下さい。

by M1981

東日本大震災関連緊急講演会 [研究・著作など]

神大公式サイトにも挙がっていますが、3月11日に発生した東日本大震災に関する緊急講演会が横浜・湘南ひらつか(以下SHC)それぞれで開かれます。

・題目
『2011年東日本大震災の被災概要』~被災地の現地調査からの報告~

・日時
横浜:5月13日(金)、18:00~20:30(開場:17:30)
SHC:5月21日(土)、14:00~16:30(開場13:30)

・場所
横浜:16号館セレストホール、定員400名
SHC:11号館サーカムホール、定員100名

・プログラム
※下記内容は横浜・SHC共通です。また、肩書きは特記以外神大の教員です。
1.開会の挨拶
2.地震と被害の概要から見た東日本大震災/荏本孝久氏(工学部教授)
3.現地調査から見た広域津波災害と地域社会への影響/佐藤孝治氏(経済学部教授)
4.被害に地域差をもたらした要因/松田磐余氏(関東学院大学名誉教授)
5.ボランティア支援の実態と課題/植山利昭氏(神奈川災害ボランティアネットワーク副代表)
6.被災集落の現状と復興の展望/重村力氏(工学部教授)、三笠友洋氏(工学部助教授)
7.閉会の挨拶

・各プログラムの所要時間は下記の通り(横浜・SHC共通)
1.5分
2.25分
3.30分
4.30分
5.25分
6.30分
7.5分

私は前者は平日ゆえ厳しいですが、後者が土曜なのでそちらを拝聴してみようかと思います。

by M1981

白濱名誉教授追悼コンサート [研究・著作など]

白濱謙一先生追悼コンサートチラシ
現地掲示とチラシより。

1月24日(月)の夜に、建築学科名誉教授でろばの会創設者だった、白濱謙一氏の追悼コンサートが開かれます。

タイトル:「白濱謙一先生追悼コンサート~カルテットと共に~」
開場:1730
開演:1800
場所:セレストホール2階
入場無料

【演奏曲】
・G.プッチーニ「菊」
・W.A.モーツァルト K387 「春」
・J.ハイドン「皇帝」

【演奏】
HIFTカルテット
vn 原ゆかり
vn 岩間靖子
vn 藤沢良子
vn 谷口節夫

by M1981

SHC「生きもの歳時記」が出版されました [研究・著作など]

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神奈川新聞【横須賀・湘南版】2010/11/10記事より
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1011100031/

第22回平塚祭期間中に開催された「平塚市・神大交流20周年記念講演会」で、参加者に配布された湘南ひらつかキャンパス「生きもの歳時記」が一般向けに出版されたもようです。

これは今年5月に62歳で亡くなった理学部特任教授で元・平塚市博物館長の浜口哲一先生が、2008年春に湘南ひらつかキャンパスに着任されて以来、毎週水曜日の昼休みに学生・教職員対象に開いてきたキャンパス内の自然観察会で得られた成果をまとめたものです。もともとは神大平塚図書室(現・神大平塚図書館)にて展示されていたのですが、浜口教授の急逝を受けて出版が決まったものです。

キャンパスをフィールドワークの対象にして成果を一般公開された方は20余年キャンパスの歴史の中で、浜口教授くらいしかいらっしゃらないのではないかと思います。本書のお問い合わせは平塚事務部庶務課が窓口だそうです。

(うおり)
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